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2015年07月23日

ミキトマト:ミキのトマトジュース割りは最高においしい♫

■ミキトマト:ミキのトマトジュース割りを考案…最高においしいicon49




奄美のミキ・・・ラボ学生に試しに飲んでもらったら。受け付けない学生と大丈夫な学生にわれた。職場のパートさんたちにも、好評とは言えない。奄美でも、最近は、飲まない子供たちが増えているとか。

でも、私は結構気に入っている。とくに、どろっとした感じのミキがお気に入りで、ネットで奄美から取り寄せている。冷凍で送られてくるので、まとめて数本買って自宅の冷凍庫には入りきれず、職場の冷凍庫に保存し、その都度、解凍して飲む。

このミキ…奄美のある奄美歌謡歌手の方から、焼酎で割るとマッコリーだよと教わった(*^_^*)
なるほど、、、他の飲料で割ったら、過度の甘さがとれて飲みやすいではないかicon41

で、試したのが、「トマトジュース割り」
名付けて、「ミキトマト」

パッションミキは、笠利の「味の郷かさり」で売っている。赤尾木のジェラート屋さんの「ラ・フォンテ」でも、最近「パッションミキ」を販売中だ。







トマトミキ:トマトジュースのミキ割りというか、ミキのトマトジュース割りというか。
〈つくり方〉
(1)ガラスの器か、大きめのグラスに
(2)トマトジュース1か2に対して、ミキ1くらいが美味しい
(3)これに、氷をいれて柄の長いスプーンでかき回す。
さらに、焼酎割りも・・・
(4)黒糖焼酎を入れて、焼酎のミキトマト割り…やんごの奥地の某「ぶ○〜○屋」さんで試しに飲んでもらったら、大好評。これは、飲みすぎちゃうねと評判に。

ということで、夏バテ防止に最適なミキトマトです!

ちなみに、ミキと黒糖焼酎と氷をクラッシュして、カクテルのダイキリのようなものも作ってみました。これも、なかなか美味しいicon49



(by. Katoharu)

  


Posted by 奄研Project at 23:23Comments(0)奄美フード.etc

2015年07月23日

連絡先:奄研Project

■奄研Projectの連絡先

〒470-0393
愛知県豊田市貝津町床立101 
中京大学現代社会学部社会学専攻
加藤晴明(かとう・はるひろ)研究室

職場電話:0565-46-1211
メール:hkato@sass.chukyo-u.ac.jp
電話:080-3656-7255
http://media.sass.chukyo-u.ac.jp/kato
  


Posted by 奄研Project at 18:41Comments(0)アクセス

2015年07月23日

【感想】映画「死の棘」を観ました。

ラボで、「死の棘」を観ました。私にとっては今回で2度目の視聴です。

〈映画の中の奄美のシーン〉
・カケロマの海のシーン
・特攻隊の基地から特攻艇を引っ張り出すシーン
・兵隊が並んで敬礼をしているシーン

・海軍の軍服姿の島尾敏雄

・ノロ神(ユタ神?)が何人も白装束で並んで森を歩いているシーン
・ケンムン話のシーン
・夜の浜辺での八月踊りのシーン

・あとは、奄美出身の年老いた両親の登場

シーン分析を詳細に行っているわけではないですが、まこんなシーンがフラッシュバックのように挿入されている。
ある意味では、戦争に関わるシーンは、島尾本人にとっての奄美の象徴シーンであったり、
奄美の祭事や踊り、奄美の生活風土の象徴的なシーンのような気がする。

「象徴としての奄美」、それは、また島尾のなかの奄美の位置であるのかもしれない。
島尾は、奄美をどう描いていたのか、彼の眼差しのなかで奄美はどう見えていたのだろう。


ともかく映画では、そうしたシーンが登場人物による解説的な語りもなく挿入されている。

近代的な強烈な自我と自我のぶつかり合いのなかで、ぽかっと空いた隙間のようなフラッシュバックシーン…近代への超克・救いへの窓口を暗示するかのように。

それにしても、昭和27年生まれの私にして、この強烈な自我と自我のぶつかり合いは、なんとも感覚的についていけない。
恋愛もまた社会・時代の関数であるが、この2人のぶつかり合い、つまりコミュニケーションのプロトコル、いや、〈性愛のプロトコル〉は、なぜか時代を感じるのだ。

恋愛感覚・結婚感覚・夫婦感覚・不倫感覚、つまり絆の感覚が随分ちがうなぁ。。。と思った次第。離婚率が上昇している今日、ここまで互いに執着しあう夫婦の姿は、今なら、映画(大衆的なドラマの欲望)として支持されるのだろうか? 

やっぱ、正直、2人の存在論的な重さは、団塊の少し後の世代、四畳半フォークの世代の私にはよくわからんなぁが本音。私がそうした人生の修羅場を経験していなからなのか、芸術的なセンスがないのか、文学青年とは言えない私には、正直、共感的な感動は生まれなかった。
(本も買ってあるのですが、忍耐的にとても読み続けられない。毎回挫折してしまう。)

救いの場所、、、アナザースカイとしての南島
この志向は、いまも変わらないのかもしれない。Iターンの行為の起動因でもあるのではないだろうか。島尾にとっては家族の再生の場として描かれているが、今なら、家族だけでなく、個人旅行が多いことからも、ひとりひとりの個人人格(個格)の生き直す場、再生の場としての南島ということになるのかもしれない。これまで観た映画の「物語の構造」はだいたいたそんな形となっている。
(by. Kato)  


Posted by 奄研Project at 00:33Comments(0)奄美の映画・ドラマを観る

2015年07月23日

【感想】死の棘を観ました(林の場合)

ラボ生の林です。

先日、このプロジェクトメンバーで死の棘を観ました。

何本か作品の担当を分けて、色々島の描かれかたなんかを見ているのですが、わたしの担当は『神々の深き欲望』

観る前は、死の棘と神々の深き欲望、二つの作品のテイストは似てるんじゃないかなぁと思っていました。
既に神々の深き欲望は観ているので、あぁまたあんな感じなのかなぁ、神々しいとかそんな感じなのかなぁと勝手な推測を。

ただ、実際みてみると、まず登場する人々の文明度というか頭の良さが違うのかなと感じました。
時代もありますが、そこがなんとも印象深かったです。

死の棘は、あまり奄美が登場することがなかった気がします。
フラッシュバック的に出る奄美は、責め責められる夫婦にとっての救いの楽園としてえがかれていた。だからこそ、象徴的で、メインの舞台ではなかったのではないでしょうか。

神々の深き欲望も、海を渡ることで今より幸せになれると思って船に乗っていくシーンがありました。

海を渡る、島に行く
という行為は、今のしがらみを捨てて幸せになれる象徴として描かれるのかなぁとおもいました。

南国の島には、本土に住む人にとって、楽園的存在なのかもしれません。
見失っているなにかを見つけられる、そんな理想を島に見ているのだと、死の棘の描かれ方を観ておもいました。
(By Hayashi)  


Posted by 奄研Project at 00:10Comments(0)奄美の映画・ドラマを観る

2015年07月22日

論文:奄美大島の唄文化と文化メディエーター


■奄美大島の唄文化と文化メディエーター

加藤晴明・寺岡伸悟
中京大学現代社会学部紀要7−2(2013)

5kato-090207cs-chukyo.pdf  (PDF: 1211.34KB)
  


Posted by 奄研Project at 18:27Comments(0)出版・公刊

2015年07月22日

論文:奄美群島・喜界島と文化メディエーター

■奄美群島・喜界島と文化メディエーター 〜文化メディア学的視点から〜

加藤晴明・寺岡伸悟
中京大学現代社会学部紀要7−1(2013)

4kato-030107cs-chukyo.pdf  (PDF: 723.28KB)
  


Posted by 奄研Project at 18:25Comments(0)出版・公刊

2015年07月22日

論文:奄美のうた文化と文化変容論・序説

■奄美のうた文化と文化変容論・序説 〜地域メディア論と文化メディア学的視座

加藤晴明・寺岡伸悟
中京大学現代社会学部紀要6−1(2012)

3kato-030106cs-chukyo.pdf  (PDF: 464.76KB)
  


Posted by 奄研Project at 18:23Comments(0)出版・公刊

2015年07月22日

論文:奄美における地域メディア研究のための予備考察


■奄美における地域メディア研究のための予備考察 〜文化・メディア・ローカルアイデンティティ〜

加藤晴明・寺岡伸悟
中京大学現代社会学部紀要6−1(2012)

2kato-040106cs-chukyos2.pdf  (PDF: 158.16KB)
  


Posted by 奄研Project at 18:20Comments(0)出版・公刊

2015年07月22日

論文:メディアとパトリの島・奄美


■メディアとパトリの島・奄美〜地域から情報発信とその文化的苗床とれ連環を焦点にして〜


加藤晴明・寺岡伸悟
中京大学現代社会学部紀要4−1(2010)

1kato-040104cs-chukyo.pdf  (PDF: 458.75KB)
  


Posted by 奄研Project at 18:18Comments(0)出版・公刊

2015年07月22日

映画「死の棘」を観た!

2015年7月21日(火曜日)
「死の棘」(VHS版)を視聴しました。

20歳の学生たち6名、そして教員(63歳)

すでにVHSのざらざら感が新鮮になっている世代とともに・・・奄研Projectの拠点、Bスタジオでのレトロな映画の上映となりました。
ま、あまり「観たい」と強く感じる映画ではありませんが、奄美フィールドワークの前に、話題としてもぜひ観ておきたい映画ということでの試聴会。
予備調査の加計呂麻島で、奄美の映画を研究していますと言ったら、出会ったIターンの方から真っ先にあがったのが「死の棘」でした。やはり観ないでの奄美入りはないだろう・・・ということで。

「90カンヌ国際映画祭 グランプリ受賞!/国際批評家連盟賞受賞」というすごい作品らしい

とはいっても、大切なのは、自分たちの感性というのが奄研Projectの方針。
そして、世間の公式をむやみに信じないのが、社会学的マインド

平成生まれの若者たちからみて、この映画の何が、何処がすごいのか?
奄美は、どういう位置として描かれているのか? 

ps:部屋では、ホラーのような効果音からして学生から時々悲鳴が…(^^ゞ

(by. Katoharu)
  


Posted by 奄研Project at 07:21Comments(0)奄美の映画・ドラマを観る